メンヘラが本当に弱いのは心じゃねえだろって話
メンヘラ。
この単語を聞いたときに皆さんはなにを思い浮かべるでしょうか。
おそらく精神的に病んでいる人を思い浮かべるのではないでしょうか。
ちょっとしたことですぐ落ち込んだり、夜中に思いださなくても良いような不安なことを考えていたり、四六時中同じことでずーっと悩んでいたり…
皆さんはメンヘラですか?メンヘラの自覚がなくても上に挙げたようなことがよくあったりしませんか?皆さんの周りの人は?
おそらく当てはまる人も結構おられるのではないかと思います。
でもあなたのその精神的なストレス、原因はほんとに心の問題なの?
今回はそういうお話です。
私が思うに、心の問題だから原因が心にあると考えるのは浅はかなのです。
メンヘラは弱いからメンヘラなのです。
でも弱いのは心ではありません。
ここからは私の意見をはっきりと述べさせてもらいます。
メンヘラは「人間として必要なスペックが単純に低いのです。」
そうでなければ、「スペックに見合った自信を獲得できていない」のです。
つまりどういうことか。
心技体という単語を耳にしたことがないでしょうか?
心技体の3つがバランスよく揃ってはじめて力を発揮する。
これはスポーツや芸能など特別な世界で戦っている人たちだけの話ではありません。
誰しもが備わっている必要があるのです。
もっと言うと、体がないから技なく、それゆえに心が弱くなるのです。
「体」とはすなわち生きていくのに必要な体力、エネルギーのことです。
こんなものはよく食ってよく寝れば備わります。食欲も睡眠欲もないなら運動してください。働いてください。疲れてください。空腹は最高のスパイスです。疲れ切って死んだように眠ってください。
「技」は人によって様々です。会社員なら営業成績、学生なら勉強できるか、部活で活躍しているか、とかですかね。でも極論言えばなんでもいいです。歌がうまい、絵がうまい、顔がいい、ゲームがうまい、何かの知識が豊富、なんでもいいんです。
自分だけの「技」を見つけてください。
自分だけの「技」を磨くのに「体」が必要なのです。
体が資本ってやつです。体力がなければどうしようもありません。
そしてその「技」さえあれば「心」が強くなるのです。
それはなぜか。理由は簡単です。高いレベルの「技」があれば、自分の支えになります。他人を上回ることができます。周りから必要とされます。ただそれだけ。
「ガリバー旅行記」ってありますよね?
探検家が小人の島に迷い込んで大活躍する話。
ガリバーがあの状況でメンヘラになると思いますか?
島の中で誰よりも強いんですよ?島を外敵から守り、小人たちからあがめられ、必要とされているんですよ?
もちろん高い能力を持っていない人がダメだと言っているわけではありません。
存在してはいけない人間なんていないのは当たり前です。言わずもがな。
でももし精神的に弱くて悩んでいる人がいるのだとしたら「心」だけを強くする方法なんてないんじゃないの?ということを伝えたいです。