カープのファン引退の危機
まえさかです。いままではしょうぐんへいほーと名乗っていましたが改名しました。まえさかです。
先日カープは2年連続となるリーグ優勝を決めました。連覇。
しかし
カープファンとしてこんなに嬉しいことはない、ないはずなのに、なぜかそこまで熱狂できていない自分がいます。一体なぜ?
そもそも今シーズンはあまりカープ戦を観ていませんでした。現地観戦は3回ほどしましたがどれもカープの試合ではありません。
もちろんスポーツニュースなどで毎試合の結果は必ずチェックしていましたがどこか義務のように感じていたり。
…どうした!どうしたんだまえさか!
プロ野球は!カープは!まえさかの色のうっすいこれまでの人生を支えてきた数少ない宝物、マイトレジャーではないのか!!
というわけでその理由を考察してみたいと思います。
①時代の流れ
まえさかが本格的にカープを応援しだしたのは2009年ごろ。中学1年生ということになります。それまでは特定のチームを応援することはありませんでした。
それから8年の時が経ちました。スポーツの世界での8年というのはとても長期間ですよね。プロ野球でも例外ではありません。8年もすりゃあ選手の顔ぶれも大きく変わります。特にこの間のカープは過渡期であり、まえさかが応援し始めた頃から今日までずっとカープで活躍している選手はほんの一握りです。
中学の頃僕が好きだった選手はほとんど引退してしまいました。
②強くなったから
チームが勝って欲しいから応援するのになんで強くなったら冷めるんだ!
と思う方もいると思いますが、そもそもまえさかがカープに興味を持ち始めたきっかけが
「弱かった」からなのです。
当時のセリーグはカープとベイスターズがいわゆる「2弱」でお荷物球団という扱いを受けていました。その中で「どちらかといえば」強いカープなら応援していればいつか勝つのではないか、そう考えているうちにどんどんのめり込んでいったというわけです。
③プロ野球への興味が薄れた
薄れた、といえば語弊があるかもしれませんが、中学、高校時代のまえさかは特にこれといった趣味や打ち込めるものはほぼありませんでした。何か新しいことにチャレンジしようという行動力も皆無です。そんな中でプロ野球はまえさかがのめり込むことができた数少ないものだったのです。今はやっていること、やってみたいことも増えたのでプロ野球について考える時間が昔よりも減っています。
まえさかが応援し始めた頃の地味で弱いカープ。まえさかはそのカープに憤り、もっと頑張れ、もっとこうしろよ、と届かない叱咤激励を送り続けていました。思えばそれが楽しかったんだと思います。
現在の強く、人気も話題性もあるカープ。チームはベテラン若手がうまく絡み合い、投打のバランスも良く勝ち続ける。もうまえさかの口を出す余地なんてありません。「なんでカープなんて応援してるの?」と聞かれることもなくなりました。
それでもまえさかはカープファンを引退するつもりはありません。タイトル詐欺です。
だって
いつかまた弱いカープになった時に、あーだこーだ言えるから。あの2017年の連覇を思い出せ、あの時代は良かった。なんてことを言えるから。
では。